CS労務経営研究所サイトは大阪の社会保険労務士三宅直知が運営しています。

労使トラブルあれこれ

よくある労使トラブルです。この中で件数的に最も多いのが「未払い残業代請求」と「問題社員の解雇」に関わるものです。心当たりありませんか?

未払い残業代請求

「いろいろお世話になりました」と送別会で涙を流しながら円満退職していったはずの社員。その後、この元社員の申告により労働基準監督署の立ち入り調査があり、「サービス残業」を指摘され、全社員に過去3か月分の残業代の支払や確実な労働時間管理の是正勧告をうけた。なお、元社員からは「2年間遡って、未払いの残業代を支払え!」という内容証明郵便が届いた。

問題社員の解雇

業務怠慢で、どうしようもない問題社員を「クビ」にしたら、「不当解雇」だと騒ぎ立て、見たこともない連中が団体交渉を要求してきた。

上司のセクハラ

男性社員にセクハラを受けたといって退職した女性社員が、会社は職場環境配慮義務を怠ったとして会社に対して損害賠償請求をしてきた。

退職金規程の不利益変更

高度成長期に設けた適格退職金制度。積立不足が深刻でこのままでは維持できない為、金融機関の言うままに、確定拠出型退職金制度を導入し、退職金制度を改訂した。その後、退職する社員が、この改訂は不利益変更であり、「会社は旧退職金規程に基づいた退職金を支給う義務がある。」と旧規程での退職金を要求してきた。

業務災害に対する民事損害賠償請求

社員が自宅にて心筋梗塞で死亡し、「過労死」として労災認定されたが、それと同時に会社の「安全配慮義務違反」によるものだとして、その遺族が2億円の損害賠償を要求してきた。 ※労使トラブルへの対処や次善策の策定は、多くの実績を持つCS労研にお任せください。